WOODSTOCK-M
ウッドストック エム
代表プロフィールとご挨拶
 谷 守人

LAST UP DATE 2023/3/25







2,013年7月の北アルプス
表銀座縦走時
東鎌尾根での谷隊長いや谷代表

(バックは槍ヶ岳)
「谷隊長プロフィール
1960年3月9日千葉県佐原市生まれ。
父の転勤の為、江戸崎町,潮来町に一時居住。
1972年3月に石岡市に移住し現在にいたる」




       





この度、アナログ・ミュージックと山を融合したオンライン・モール
「WOODSTOCK-M」
をオープンいたしました。

ここで開店まで40年余の道のりを述べさせていただきます。

私と音楽との出会いは,1970年代後半,高校生の時に初めて買ったレコードであるBOB DYLANの「セルフ・ポートレイト」を聞いた時に遡ります。
当時流行していたクイーン、ベィ・シティ・ローラーズや王道ロックのザ・ビートルズを聞くよりも
ディランの独特なダミ声,そしてラップの先駆とされる曲調に傾き、どれも高校生の僕にとって新鮮でした。僕の周辺でもDYLANを聞く人などいなくちょっと鼻高々でした。

       
       BOB DYLAN
    『セルフ・ポートレイト』 
     ('Self Portrait'/自画像)
     

※但し、セルフ・ポートレイトは、ダミ声ではなくソフトな歌声、収録曲の大半がトラデショナル・ソングやエヴァリー・ブラザーズ、サイモン&ガーファンクル、ゴードン・ライトフットなどの他人の作品からなっているDYLANとしては、異色の作品だ

その後、高校自由登校の時に、地元のレコードショップの「光美堂」の社長に「どーしても」とお願いしてアルバイトを始めることになりました。
バイトは好きな音楽を聴き、スタッフにも知らない音楽をおしえられ楽しいの一言でした。特にそこのスタッフの前島さんは、かなり洋楽に詳しくて,
僕の音楽人生に最大限の影響を与えてくれた人でした。それ以降どんどん音楽の迷宮にはまりはじめ生活の一部となっていきました。
前島さんはその後独立「AMBUSH 」という中古レコード店を開業しそこにもちょくちょく通いました。

そんな学生時代レコード屋に勤めそしてレコードショップをを開きたい。そういう夢を持ちながらの4年間でしたが、就職を迎え厳しい現実に目を向けて1982年潮田薬品(のちのメディセオ)に入社、音楽業界と決別し、サラリーマン人生を選びスタートしたのでした。
いつかやめてやると思いつつ、まさか40年間勤めるとはこの時は思ってなかったですけど。

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それよりも少し前にさかのぼりますが、1970年代はじめ、渋谷百軒店は、ロック好きの若者たちのカルチャースポット。ブラックホークやBYGのようなロック喫茶が流行っていました。
そんな時代に憧れもあったがも気がつけばブームは去り行きたいと思っていた店は次々と閉店し過去の出来事となっていました。



店名のウッドストックについてご説明させていただきます。

ウッドストックといえば1969年のwoodstockフェスティバルやLOVE&PEACEなどの単語がまず頭に浮かぶことでしょうが、
ウッドストックは、ニューヨーク州郊外スター郡にある人口5000人にも満たない小さな町。
19世紀に都会に疲れた画家たちが自然豊かで
長閑な風景に魅せられてコミュニティを形成したのを始まりに数多くのアーティストがこの街に居を移しアーティスト・コロニーを作っていきました。

イギリスSOHO地区のレコード店
ロック界ではボブ・ディランのマネージャーだったアルバート・グロスマンが移住したのをきっかけに60年代半ばから、ボブ・ディランをはじめザ・バンドのメンバーやジェフ・マルダー,ハッピー&アーティのトラウム兄弟,ボビー・チャールズ,ジェシ・ウインチェスターなど数多くのミュージシャンたちがレコーディングを行っていった。

WOODSTOCKとは世界中の音楽の良心たちが奏でる愛すべアメリカン・ロックの聖地といえるところだと私は思っています。



MUD ACRES
『WOODSTOCK MOUNTAINS』
当店の看板レコード,ウッドストックの名盤です
又、山登りのきっかけは、
忘れもしない1995年阪神大震災が発生した時です。
インフラのストップした被災地の状況リアルタイムで見ているうちにいつしかアウトドアの必要性を感じていきました。
まずは、一念発起
テントやバーナー,寝袋道具をそろえ嫌がる家族を強引に誘いオートキャンプデビューしました。
その後、何度か行くうちにキャンプ場周辺の大自然の景観に目がひきつけられました。
ある時、奥久慈の上小川キャンプ場に行った時の事です。そこでの男体山をはじめとした奥久慈の雄大な山々を見ているうちに突然山に登りたくなりました。
その衝動を抑えきれず今度は、山用テント,ザック,ウエアなどマウンテンギアをそろえ一人で登り始めるようになりました。
全くの自己流で始めた登山ですが、苦しい時もありました。遭難しかけた時もありました。勇気ある撤退をした時もありましたが登頂したときの達成感が病みつきになり
低山から始まった山登りがいつの間にか日本アルプスから、富士山,そしてヨーロッパアルプスまで足を運んでいました。
気が付けば30年近くが経過し登った山も500座を越えました。
そして山は、500座登れば500座の違った景色を見せてくれ色々な人たちとの出会いもありました。
山は、登るたびに私の人生観をも大きく変えてくれました

                 ⇒







人生観変わった、北岳山荘のテン場でのご来光










そんな思いを胸に人生を過ごしてきた60年余
長年の夢から野望に変えるべく、サラリーマン人生40年を過ごしました大変お世話になったメディセオ(1982年当時潮田薬品)を思い切って退職しました。

そしてアメリカン・ロックの聖地WOODSTOCK
さらに世界中の音楽の良心たちが奏でる愛すべきGOOD TIME MUSIC と
過ぎ去りし70年代ロック喫茶
それら青春時代のアナログミュージックとその後の私の人生観を変えた山岳との融合をついに実現し
ここオンラインにてWOODSTOCK-Mを、
オープンいたしました

LOVE&PEACE
LIKE A ROLLING STONE!!
”転がる石のように”

2022年10月15日

WOODSTOCK-M
代表 谷 守人